自己紹介
43年の現役ビジネスマン人生のうち、30年にわたってカルビー株式会社の経営に携わってきました。この30年の経験の中で、経営者にとって最も大切な仕事は経営戦略の策定とその実現であるとの確信に到達しました。
良き戦略の策定によってムリなく、ムダなく、ムラのない(持続的に)大きな成果をあげることができます。逆に言えば戦略なき経営はしなくてもよい苦労が常態化し、従業員が疲労困憊に陥りがちです。頑張りだけが頼りになるからです。
この信念を現場で一所懸命にビジネスの舵取りをしている若き経営者に伝えて参りたいと、中田塾を立ち上げました。
中田塾はひとりでも多くの経営者から無駄な苦労を取り去ることをミッションに掲げることにいたしました。
特にこれからの日本を背負う若き起業家、経営者の皆さんの経営ビジョン、経営戦略の実現に向け、お手伝いができれば幸いです。
(略歴)
1967年 慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了
宇部興産株式会社、三菱レイヨン株式会社での勤務を経て
1979年 カルビー株式会社入社
2003年 同社取締役副社長兼CFO、CIO
2004年 株式会社オートバックスセブン社外取締役
2005年 カルビー株式会社代表取締役社長兼CEO、CIO
2006年 北京大学日本研究センター顧問(現任)
2009年 カルビー株式会社相談役
2009年 株式会社コジマ社外取締役
2009年 株式会社中田康雄事務所 代表取締役(現任)
2015年 株式会社みらいワークス取締役(現任)
2019年 一般社団法人スマート・テロワール協会代表理事(現任)
2022年 プロジェクトグループ株式会社 顧問(現任)
自社の経営執行に日夜たゆまぬ努力をされている皆様に心から連帯のエールを贈ります。
特に立ち上げて間もない、あるいは立ち上げてまだ日の浅い企業の経営に携わり、毎日が新しい情況変化の連続で、その対応に必死になりつつもそれを乗り越える貴重な経験を積み重ねておられる若き起業家、経営者の皆さんには深い敬意を表します。
私たちを取り巻く環境の変化は急速でしかも激しく、とかく座標軸を見失って海図なき航海に漂うことになりかねません。従ってこの大きなうねりを伴う怒涛の中で常に極北を指し示すコンパスを持たねばなりません。
企業経営にあってそのコンパスは「経営戦略」にほかなりません。ここで「戦略」とは字義とおり「戦いを略(はぶ)く」ことです。つまり戦わずして勝ということです。
孫子は次のように言っています。
「百戦百勝は、善の善なる者に非らざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。此れ国を安んじ、軍を全うするの道なり」
このひそみに倣えば、経営戦略は圧倒的な競争優位に立つ差別化を実現することにほかなりません。つまり戦略の有無は企業経営の効果性、効率性を大きく左右するものです。戦略なしで戦うと、しなくてもよい苦労を背負うことになります。そして無理に無理を重ねることになります。
従って私は経営戦略の策定と実現に向けて戦略コンサルティングの活動を展開し、ひとつでも多くの企業から無駄な苦労を取り去ることをミッションに掲げることにいたしました。
特にこれからの日本を背負う若き起業家、経営者の皆さんの経営成果の拡充に向けてご支援お手伝いができれば幸いです。